2014年04月07日

入学式

早いものでもう入学式の季節です。

ついこの前センター試験があったり、大学入試があったり、高校入試があったり卒業式があったりしたのに、もう新しい時期です。

拳汰さんがぼくの手に入ってから2年が経ちましたし、月日が過ぎるのは早いですね〜。

最初の拳汰さんは僕のイメージではずっと漫画を読んでいるということしかありません。

どういえば読まなくなってくれるかわからず放置してましたが、最近はあまり読まなくなりました。

そして、そんな拳汰さんももう3年生です。

早いものです。

あと一年後には国家資格を取得し、馬車馬のごとく、ミツバチのごとく、働いていると思います。

どうせ我々の資格なんて死ぬ程簡単ですから問題ありませんよ。

3ヶ月の勉強で十分です。




今回は2つのエピソードを紹介しようと思います。


エピソード1:中学生編

患者さんで中学2年生の頃から通っていた少年が今年高校一年生になります。

その少年もあっという間に成長していきました。

部活をやっているということもありますが、凄く礼儀正しく、律儀な少年です。

部活だけでなく、親の教育の賜物だと思います。

結局人間形成をしていく上で1番重要なのは親の教育です。

そんな少年が先週の土曜日に来たのですが、一時来れなくなるだろうということでした。

そんな最後にちゃんと挨拶に来てくれるというのも嬉しかったし、感慨深かったです。

少し見送りをしたのですが、若干泣きそうになりました。

巣立つ鳥を見送る親鳥の心境になってました。




エピソード2:小学生編

去年の今日、ある2人の小学生がいました。

2人は兄弟で、兄が小学校高学年、弟は1年生というのはわかりました。

2人は仲が良くいつも手を繋いで登校していました。

朝僕が掃除をしながら挨拶をすると元気よく返礼がきました。

その子たちも2学期が過ぎて少しすると手を繋がなくなりましたが、いつも2人は仲良く登校していました。

これも親の教育の賜物だと思います。

学校で教わったり他人に言われて出来ることではありませんので、こんなところで育ちが見えてくるんですね。

小学校の卒業式の日にお兄ちゃんが1人で登校していました。

その時点で僕はてっきりまだ5年生なのかと思っていました。

次の日、終業式の日に2人が登校していました。

2つだけ違っていたことがありました。

1つは、お兄ちゃんが私服でした。

その時に理解しましたが、お兄ちゃんは6年生で卒業してしまったのです。

なので私服で弟を送っていたのです。

もう1つは、2人が手を繋いでいたことです。

それを見た時にまた涙が出そうになりました。

2人が一緒に登校することはもうないからこそ、2人は手を繋いでいたんでしょうね。

なんとも可愛らしい光景でした。

そんな弟が今日は1人で登校していました。

少し不安そうだったけど、しっかりと前を向いて歩いていました。

その子の後ろ姿を見ている時に、こうやって地域の人間が見守るということの大事さがわかりました。



昔結婚式場でバイトをしていたとき、全く知りもしない他人の結婚式で毎回号泣してしまう程涙もろい僕ですが、自分の子どもが成長したらどうなるのかと思ってしまいます。

全ては親の教育次第です。

中学2年生の頃の担任の先生の言葉を今思い出しました。

『躾(しつけ)』

という漢字は、「身」を「美」しくすると書く。

だから躾は大事なんだ。

みたいなことを言ってました。

確かに大事だ。

今ならあの先生が言っていたことも少しはわかるようになってきました。

久しぶりに会いたいなぁ。





転勤で新しい職場になられた方や、初就職の方は少なからず不安があると思いますが、慣れるまで頑張ってください。

きっと後ろから誰かが見守ってくれていますよ。





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Posted by ぼくの手 at 16:04 │その他