2011年12月09日
少年老い易く学成り難し
たまには真面目な話もしてみます。
実は僕って異常なほど馬鹿真面目な人間なんです。
それがいいこともあり、駄目なときもありますがそれが自分なので受け入れるしかないです。
今から紹介する漢詩は皆さんよく知っているものだと思います。
しかし、改めてみると奥が深く考えさせられる内容だったので書いときます。
そして、もう一つの方はあまり知られていない漢詩だったので新鮮な気持ちで考えさせられると思います。
もし、自分に当てはまるな、と思われたら少し寝る前にでも考えてみると面白いですよ☆
少年易老學難成 (少年老い易く学成り難し)
一寸光陰不可輕 (一寸の光陰軽んずべからず)
未覺池塘春草夢 (未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢)
階前梧葉已秋聲 (階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声)
若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、すぐに年月が過ぎて年をとり、何も学べないで終わってしまう、だから若いうちから勉学に励まなければならない
という意味です。わかっていても実行に移すのは難しい話ですよね。
しかし、やらなければそれだけのものしか残らない。
それもまた現実としてあるんですよね。
あともう一つ紹介します。
人生根蔕無 瓢陌上塵如 (人生に根蔕(こんてい)無く、瓢(ひょう)として陌上(ひゃくじょう)の塵(ちり)の如し)
得歓当作楽 斗酒聚比隣 (歓を得えなば当(まさ)に楽を作(な)す。斗酒(としゅ)もて比隣(ひりん)を聚(あつ)めん)
盛年不重来 一日難再晨(盛年 (せいねん)は重ねて来らず、一日(いちじつ)再晨(あした)なり難し)
及時当勉励 歳月不待人 (時に及んでは当(まさ)に勉励すべし、歳月人を待たず)
人の命の果敢なさは、道に舞い上がる埃のようなものである。
機会があれば楽しみ、一緒に酒を飲もうではないか。
今日一日のことは、再び明日同じものが巡ってこないのだ。
したがってこの時期にあっては、楽しむべき時に楽しみ、勉強すべき時に勉強をしなければならない。
歳月というものは、決して人間が老いていくのを待ってくれないものだ。
この詩の中で「時に及んでは当に勉励すべし」とあるのは、現在では
「若い時に一生懸命勉強をせよ」
というように、一部の漢詩学者はこう解釈しているようですが、本当は
「楽しむべき時に楽しみ、勉強すべき時に勉強をする」
という意味だと考えられています。
漢詩も好きで色々勉強したりしてますが、考えさせられる内容が多いです。
若いときだから勉強しなければならないというのは違うと思います。
何を基準に若いかということだと思います。
歳をとれば若くないのか???
そうではありません。
何かに対して意欲をなくしたり、希望をなくしたときに老いると僕は考えています。
20代、30代でもそれらをなくした時点でその人は若くはありません。
人生はあまりに短いです。
精一杯生きたいと思います。
実は僕って異常なほど馬鹿真面目な人間なんです。
それがいいこともあり、駄目なときもありますがそれが自分なので受け入れるしかないです。
今から紹介する漢詩は皆さんよく知っているものだと思います。
しかし、改めてみると奥が深く考えさせられる内容だったので書いときます。
そして、もう一つの方はあまり知られていない漢詩だったので新鮮な気持ちで考えさせられると思います。
もし、自分に当てはまるな、と思われたら少し寝る前にでも考えてみると面白いですよ☆
少年易老學難成 (少年老い易く学成り難し)
一寸光陰不可輕 (一寸の光陰軽んずべからず)
未覺池塘春草夢 (未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢)
階前梧葉已秋聲 (階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声)
若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、すぐに年月が過ぎて年をとり、何も学べないで終わってしまう、だから若いうちから勉学に励まなければならない
という意味です。わかっていても実行に移すのは難しい話ですよね。
しかし、やらなければそれだけのものしか残らない。
それもまた現実としてあるんですよね。
あともう一つ紹介します。
人生根蔕無 瓢陌上塵如 (人生に根蔕(こんてい)無く、瓢(ひょう)として陌上(ひゃくじょう)の塵(ちり)の如し)
得歓当作楽 斗酒聚比隣 (歓を得えなば当(まさ)に楽を作(な)す。斗酒(としゅ)もて比隣(ひりん)を聚(あつ)めん)
盛年不重来 一日難再晨(盛年 (せいねん)は重ねて来らず、一日(いちじつ)再晨(あした)なり難し)
及時当勉励 歳月不待人 (時に及んでは当(まさ)に勉励すべし、歳月人を待たず)
人の命の果敢なさは、道に舞い上がる埃のようなものである。
機会があれば楽しみ、一緒に酒を飲もうではないか。
今日一日のことは、再び明日同じものが巡ってこないのだ。
したがってこの時期にあっては、楽しむべき時に楽しみ、勉強すべき時に勉強をしなければならない。
歳月というものは、決して人間が老いていくのを待ってくれないものだ。
この詩の中で「時に及んでは当に勉励すべし」とあるのは、現在では
「若い時に一生懸命勉強をせよ」
というように、一部の漢詩学者はこう解釈しているようですが、本当は
「楽しむべき時に楽しみ、勉強すべき時に勉強をする」
という意味だと考えられています。
漢詩も好きで色々勉強したりしてますが、考えさせられる内容が多いです。
若いときだから勉強しなければならないというのは違うと思います。
何を基準に若いかということだと思います。
歳をとれば若くないのか???
そうではありません。
何かに対して意欲をなくしたり、希望をなくしたときに老いると僕は考えています。
20代、30代でもそれらをなくした時点でその人は若くはありません。
人生はあまりに短いです。
精一杯生きたいと思います。
Posted by ぼくの手 at 18:35
この記事へのコメント
「中年太国試困難鵜人無理」
日々精進しろってことですね
日々精進しろってことですね
Posted by アニメ師匠 at 2011年12月10日 22:57
受可能困難鵜
日々の精進を忘れた人間に先はないと思います。
難しい話ですけどね。。。
日々の精進を忘れた人間に先はないと思います。
難しい話ですけどね。。。
Posted by ぼくの手 at 2011年12月11日 16:09
解釈ひとつで、大きく捉え方が変わる事も最近ではありますから、やはりそこは変えてはよくない様なきもしますね。自己流に解釈が…。
力が、元気がでるブログでした。 少し、滅入っていたので、楽になりました。
力が、元気がでるブログでした。 少し、滅入っていたので、楽になりました。
Posted by 追い人5 at 2011年12月20日 19:47
少しでも、役に立てて嬉しく思います☆
そんな時は酒でも呑みにいきましょう!
そんな時は酒でも呑みにいきましょう!
Posted by ぼくの手 at 2011年12月20日 20:00