2013年01月14日

感謝の気持ちを込めて花束を

今回は初めて患者さんの事を書きます。


ぼくの手が開業してから通い続けていただいてる患者さんの話です。


その方が妊娠したとの報告を受けたのが7月でした。


2人目でした。


妊娠初期は状態が悪く、悪阻(つわり)がとにかく酷かったようでした。


4月頃に整骨院に来てから、7月までこれませんでした。


実家に帰って安静にしたりしていたようでした。


ある程度悪阻も落ち着き、安定期に入った頃に再来院した時はなんだかゲッソリしていました。


お腹も少し前に出ているような感じでしたが、あまり目立っていませんでした。


1人目のお子さんも一緒に来ていましたが、お腹の赤ちゃんに嫉妬していました。


お腹を叩いたり、ママに抱っこを要求したり、甘えたりとにかくママにかまってほしくて仕方なさそうでした。


ケンタ君と遊ぶ事もせず、施術しているママから離れようとしませんでした。


ママは最初、腰が痛いとのことでした。


妊婦さんは身体の構造上どうしても腰が痛くなるのです。


僕の妻の妊娠の時も腰が痛かったようでした。


自分で言うのもなんですが、そんな痛みを止める事ができます。


ここで正直に書いておきますが、これは全員が全員ではありませんでした。


妊娠9ヶ月の方が腰が痛いと初めて来院された時は、残念ながら痛みを止める事ができませんでした。



完全に僕の力量不足でありますが、言い訳を言わせて頂きますと、あまりにも突然すぎたということです。


妊娠する前から通っていただくのがベストで、遅くても6ヶ月までには通っていただきたかったです。


9ヶ月ともなると、全身の関節が緩まり、簡単には調整することが難しくなります。


その為にも、妊娠初期から中期の間から通うことで、身体の調整がとてもしやすくなります。


これ以上の言い訳は薩摩のサムライとして情けないのでやめますね、失礼しました。


『議を言うな!』


どこからか聞こえてきそうです。


様々な痛みに対して当然ですが、僕は一生懸命に施術をしました。



1人目を産む時は足のむくみがとにかく酷くて、悩んでいたそうです。


しかし、今回の場合僕の治療をしていたということもあり、むくみがかなり少なかったようです。


腰の骨と骨盤を、赤ちゃんに負担がないよう心がけながら調整しました。


とにかく、出産を無事にそして楽に迎える事が出来るように施術しました。


妊婦さんの時期によって施術内容も変えていくのですが、それは患者さんにはわからない程度ではありますが、1つ1つわかりやすいように説明しながら施術を繰り返しました。


出産予定日より早めに産まれそうな気配がありましたが、中々産まれませんでした。


出産の夢を色々見て、眠れない日々が続いたようでした。


しかし、先週やっとで産まれました。


それを人づてで聞いた僕は、次の日に病院に行きました。


妻にそのことを相談しましたら、


『出産後は化粧もしてないし、色々大変だから部屋には行かない方が良い。』


と言われましたので、花束を持って病院に行きました。


もちろん、直接会うのではなく、ナースステーションに預けて帰りました。




花束を持って歩くというのは恥ずかしいものです。
感謝の気持ちを込めて花束を




そんな紳士的なことをした僕ですが、実はその花束を渡す前にもう1つ紳士的なことをしました。


その病院まで走って行ったのですが、その途中で足を軽く引きづりながら歩いている女性がいました。


世界紳士協会第5条16項に


『紳士たる者、困っている女性を放ってはいけない。』


とあります。


その協会の掟を守るべく僕は、紳士的に


『大丈夫ですか?』


と手を差し伸べながら声をかけました。


すると、女性は大丈夫じゃなさそうな顔を笑顔にしながら


『大丈夫です。』


と言い返してきました。


それ以上は余計なお世話になるといけませんので、


『気を付けてくださいね。』


と一声掛けてその場を走って去りました。


もし僕が女性ならとても嬉しいと思います。


今のうちにレディファーストを身につけておかなければ、欧米に支店を持った時に困るので今のうちから己を鍛えております。



そんな話はどうでもいいのです。


とにかく、新しい命がこの世に生まれました。


大変喜ばしいことではないですか!


その赤ちゃんとはいつか逢える日が来ると思います。


今から楽しみです。


その時に僕はその子に伝えたい言葉があります。


それは本心で、純粋な気持ちで、真っすぐな目で伝えたいです。



『こんにちわ。』



その言葉に僕の色んな気持ちを込めようと思います。




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Posted by ぼくの手 at 23:10 │整骨院系
この記事へのコメント
先生って、けっこうなロマンチストですね。素敵です
Posted by ひだかっち at 2013年01月17日 23:06
僕はかなりのロマンチストですので、常に自分が馬に乗れない白馬の王子様と思って行動しています。
Posted by ぼくの手ぼくの手 at 2013年01月18日 10:21
私が乗馬を教えてあげます。
先生が馬に乗れたら完璧ですね!
暴れん坊将軍♪
Posted by ひだかっち at 2013年01月18日 18:25
ててて〜ん、てんてんてんて〜〜〜〜ん!


て〜んてて〜ん、てれんてれ〜ん、てんててて〜んてて〜ん


てれってれってれ〜、てれってれってれ〜


てんてててて〜んてて〜ん


て〜んてて〜ん、てれんてれ〜ん、てんててて〜んてて〜ん
Posted by ぼくの手ぼくの手 at 2013年01月19日 08:29